中小企業がSDGsを取り入れることこそ、日本のみならず世界規模で企業価値を向上させる近道であると、三備保険は確信しています。
「2030年問題」を知っていますか?
来たる超高齢化時代の2030年、日本に生じうる社会的問題を総称した言葉です。
「ESG投資」とは、「E=Environment(環境)、S=Social(社会)、G=Governance(企業統治)」の略で、企業が環境問題や社会問題に取り組んでいるか、ガバナンス(企業統治)に力を入れているかどうかなどを考慮して投資するかどうか決める考え方のことです。ESG投資は環境、社会、企業統治を重視することが結局は企業の持続的成長や中長期的収益につながり、財務指標からは見えにくいリスクを排除できるとの見解に基づいています。日本の中小企業がSDGsを導入するのは、持続的な企業経営の常識となってきており、取り組まないリスク・損失はますます高まる可能性があります。
今後もさらにESG投資額は増加していくものと考えられます。
これらを背景に「SDGs」への関心は海外のみならず国内でも急速に広がっています。
「SDGsは聞いたことがあるけど、何をすれば良いのか分からない。」「それって、大企業の話でしょ?」
そういった感想をもたれるかもしれません。しかし、時流に乗ることこそ、企業経営にとって一番大切なことであると三備保険は考えます。三備保険では国連グローバルコンパクトが発表した指標「SDGs Compass」を元にSDGs導入をサポート致します。
内容① SDGs とは何か?
内容② SDGs の背景
内容③ 中小企業が SDGs に取り組むための実践ステップ
SDGs のゴールやターゲットを知り、取り組む意義などを理解するフェーズです。
すでに自社で行なっている事業や社外活動において、SDGs のゴールに合致しているものはないかワークショップで考えていきます。自社のバリューチェーンのマッピングを行い、SDGsの諸課題に正または負の影響を与えている可能性が高い領域を特定します。
SDGs の概念を取り入れた上で再構築を行います。世界共通の目標である SDGs の概念を取り入れて再構築することで、より自社を取り巻く人々の共感を得る取組となります。優先課題に対して、自社目線(インサイドアウト)と世界的な目線(アウトサイドイン)で目標を設定します。
再構築した自社の取り組みについて、SDGs のゴールを用いて説明した事業概要を作成します。ホームページに掲載、メディアへの情報配信、社内の新たな企業文化の浸透などにご活用ください。
取り組みの進捗状況を広報やその他のツールでPRを行い、社外発信します。
SDGsで学びと社会をリアルにつなげる!!
SDGsを通して、生徒の興味、学び、社会課題をつなぐ。
学校現場では「試験のために学ぶ」「お金のために働く」という考え方から、「未来をつくるために学ぶ」「未来をつくるために働く」という考え方を伝えるために、SDGsを通して環境だけでなく、社会、経済と様々な要素を学び、広い分野において取り入れることが求められています。
2020年度から指導要領の改訂に伴い、各教科において教科書の様々な箇所でSDGsについて触れられています。しかし現状として、学校現場ではSDGsについて子どもたちに教えたくても、詳しく教えることができるリソースがない、どのように取り入れればよいのかわからないという課題や悩みを抱えていることが多々見受けられます。そんな課題を解決するために、SDGsに関するコンテンツやプログラムを活用することができます。
小学校くらいから一斉授業で大人の話を一方的に聞くことに慣れてきてしまった子どもたちは、学年が上がるにつれ「話を聞いていればいい」的な受け身の姿勢を身につけさせられてしまっています。だから、これからの世界を、社会を作っていくのは君たち自身だと、課題を解決するのは君たち自身だと、自分には何ができるか真剣に考えてみるという「自分ごと化」が大切です。自分ごとにしないと行動につながりません。
学校での学びは「社会に出るため」に勉強をしています。学校での学びがリアルな社会とつながったとき、SDGsが生徒の興味と学び、社会課題をつなぐ窓になります。誰一人取り残さない世界を作るためにも、社会に出て、社会で誰かの役に立っている大人と繋がって、その人たちの生き方を知ることが大切です。
自分中心に考えるのではなく、縦のつながりも横のつながりも大切にして、誰一人取り残さない世界を作るには、周りとのパートナーシップが必要です。ただ、仲良くするだけではなく、互いに歩み寄りながら共助することが大切です。
SDGs においては、教育は17の目標のひとつ、目標 4「すべての人に包摂的かつ公 正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」でとりあげられ、その第7項目にESD等を通じた持続可能な開発の促進に必要な知識とスキルの習得の保証が掲げられています。
SDGsすべての目標を達成するためにESDが重要でありESDの観点を踏まえた人財育成が必要です。言い換えれば、2030年に向けた人類の持続可能な開発の目標であるSDGsの達成のための意識・行動の変容をもたらす学びが ESDなのです。
文部科学省による持続可能な開発のための教育
ユニセフによる子供向けSDGs教材
「(動画)持続可能な開発(SDGs)への道 – 子どもたちと考える?」
国連広報センター:https://goo.gl/LdMZqU
SDGsジャーナルYouTubeチャンネル(https://bit.ly/2TG3k48)