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最新コラム :  飲酒は運転にどのような影響を及ぼすのか

飲酒運転による事故・違反は、罰則強化や根絶キャンペーン等により年々減少していますが、
痛ましい事故が報道されているように、いまだに飲酒運転による事故はなくなりません。
「ビール一杯だから問題ない」
「お酒に強いからこれくらいは大丈夫」
と安易な気持ちで運転したことにより、事故を引き起こすケースが多いように思われます。

「飲酒による運転がいかに危険で重大事故につながるのか」
「飲酒は運転にどのような影響を及ぼすのか」をみてみましょう。

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★ 飲酒運転はどれくらい危険なの? ★

警察庁が発表した、平成21年中に起こった飲酒有無別の死亡事故率をみると、飲酒運転による
事故の死亡事故率は飲酒なし(0.59%) と比べて約8.7 倍高く、一旦事故が発生すると死亡者を
出す重大事故につながる危険性が高いことがわかります。



★ 「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」はなにが違うの? ★

お酒を飲んで運転することは一般的に「飲酒運転」といわれています。
しかし、法令ではお酒の量にかかわらず、お酒を飲んで運転することを禁止しています。
飲酒運転のうち、行政処分の対象となるものには「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」があります。

呼気中アルコール濃度が0.15mg/l 以上である場合を「酒気帯び運転」、
お酒の量に関係なく飲酒した影響によってまっすぐ歩けないなど、
車を正常に運転できない状態を「酒酔い運転」と呼びます。

警察庁が発表した、平成21年中に起こった「酒気帯び運転」による事故の死亡事故率は飲酒なしと
比べて約7.8 倍高く、さらに「酒酔い運転」による事故の死亡事故率は約31.9 倍も高くなります。
いかに「酒気帯び運転」よりも「酒酔い運転」のほうが重大事故につながりやすいのかがわかりますね。



★ お酒に強い人は酔いにくいの? ★

「お酒に強い」ことと「お酒に酔わない」ということは違います。
「お酒に強い」というのは、胃から肝臓に運ばれたアルコールを分解する酵素が
よく働き、動悸や吐き気をおこすような体調への影響が小さいことをいいます。
一方、「お酒に酔う」というのは、胃に吸収されたアルコールが血液に溶け込み、
脳に運ばれ麻痺を起こすことをいいます。

酵素の働きと違って、脳の麻痺具合には大きな個人差がないといわれています。
「お酒に強い人」は「弱い人」に比べてアルコール分解が速いだけで、
実はみんな同じように酔っているのです。



★ お酒は体中を駆け巡り、脳を麻痺させる! ★

お酒には麻酔作用があり、体中を駆け巡ったあとに脳を徐々に麻痺させます。
お酒に強い・弱いにかかわらず、飲酒量が増すと血中アルコール濃度が高くなり、
脳が正常に働かず「お酒に酔う」状態が徐々に深まります。
さらに視聴覚機能が少しずつ低下し、注意力や判断力が鈍るので、運転中の場合は
危険を察知してからブレーキなどの操作へ移るまでに遅れが出ます。

これが重大事故につながる一因になっているのです。



★ お酒を飲むと誰でも注意力や判断力が鈍る! ★

科学警察研究所の調査研究によると、運転シミュレータを使って危険を発見してからアクセルを
離すまでの反応時間を測定した実験で、呼気中アルコール濃度が0.1mg/l 程度( ビールに換算す
ると約250ml) の低い状態でも反応時間に遅れが生じることがわかりました。

さらにこの実験で、お酒に強い人と弱い人とを分けて調査したところ、反応時間には差が無かった
ことから、個人差なくアルコールは反応を鈍らせ、運転に影響を及ぼしていることがわかりました。

また、同じ量を飲酒して「お酒に酔う」状態の程度を質問したところ、お酒に弱い人はお酒に強い
人よりも「お酒に酔う」状態を感じており、お酒に強い人は血中のアルコール濃度は同じでも「自
分はお酒に酔っていない」という間違った認識をしていることがわかりました。




たとえコップ1杯のビールでも飲酒です!
酔っている自覚がなくても、体中をアルコールが駆け巡り、確実に脳は麻痺しています・・・。


運転するならお酒は飲まない!!運転する人にお酒は飲ませない!!
みんなで気を付けましょう!!

投稿日時: 2015年02月03日

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